病院管理栄養士のある1週間~月曜日編①~

病院管理栄養士の仕事内容

いつもご覧いただきありがとうございます。

ぽっぽです!

はじめに

今日は管理栄養士を目指す学生さんや病院へ転職希望の管理栄養士の方へ

私のある1週間の仕事の流れ・内容をご紹介しようと思います。

どこに就職しようか、進路を悩んでいる方も

実際にどんな仕事をするのか知ることで

将来の自分の働いている姿もイメージ出来るかもしれません。

私は就職するまで、実習で病院を回ったことはあるものの

実際どんな仕事をするのか、

なかなかイメージがつかめず、不安でした。

なので、このブログを通して少しでも雰囲気を伝え、

不安解消のお手伝いが出来ると嬉しいです。

月曜日から午前と午後を分けてご紹介していく予定です。

委託?直営?

病院管理栄養士と一言に言っても、

施設によって仕事内容は大きく変わってきます。

主には給食委託会社が入っているのか

全て直営なのかで大きな差が生まれます。

私の病院は

給食業務は一部委託(食数管理や献立作成は直営)で

主な仕事内容は臨床業務が中心ということを

前置きさせていただければと思います。

実際の仕事内容~月曜日~

8:30 出勤

始業の30分前には職場に到着して、

ユニフォームに着替えたり、

身支度をします。

9:00 朝礼

朝礼では連絡事項を伝達、その日にカンファレンスなど

時間で動く仕事がある人はみんなに予定を共有します。

9:05 温度管理

給食は委託していますが、

規定の温度で管理されているか

監督するのは直営の栄養士の仕事です。

料理の中心温度履歴や冷蔵庫など設備の温度を

確認します。

9:30 カンファレンスの準備

この日は11時と15時から病棟カンファレンスが

あったため、自部署の電子カルテを使って

担当患者さんの情報を調べます。

調べる情報としては

病状、身長体重、必要栄養量、現在の摂取栄養量、

血液検査データなどです。

これを大体50人弱調べます。

一人当たり5分で調べても4時間程度はかかってしまうので

スピーディーにやることを意識しています。

10:40 病棟に行く

カンファレンス前に

調べた情報から医師や看護師へ相談・提案したい患者さんに

会いにいきます。

例えば摂取不良がある患者なら

どうして食べられていないのか?

(吐き気がある、病院食が薄味すぎて食べられない、口の中が痛い、

入れ歯が合わず噛めないなど)

どんな食事なら食べられそうなのか?などを

お話します。

そして病院食での対応方法を検討します。

11:00 カンファレンス

カンファレンスには医師、看護師、薬剤師、管理栄養士が参加します。

このカンファレンスは医師が司会をします。

まず医師から患者の現在の病状や今後の治療の方針が共有され、

その後多職種から発言があります。

食事のほかにも薬剤や看護師への指示についてなど

確認する場となっています。

食事で医師へ確認したいことがある場合は

必要栄養量や現在の摂取栄養量、

先ほど聞いてきた患者さんの希望や病態から

病院食での変更案を提示します。

病院食は医師の指示のもと提供しているため、

提案に対し了承が得られたら

食事内容を変更します。

11:30 カルテ記載

患者さんとお話した内容は電子カルテに

記録をします。

SOAP形式で記入することが多いです。

12:00 昼礼

部署に戻ったら、厨房内に入ります。

昼礼には病院と委託給食会社が参加し、

その日の連絡事項を共有します。

12:30 休憩

終わりに

本日は月曜日編①ということで

午前中までの流れをお伝えしました。

午後の流れ ~月曜日編②~は

明日UPする予定です。

本日もご覧いただきありがとうございました。

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